宮古島「伊良部大橋」で伊良部島へ沈む夕日を鑑賞

沖縄県、宮古諸島にある宮古島市に、無料で渡れる日本一長い橋があるのをご存じですか？

その橋の名前は伊良部大橋（いらぶおおはし）。宮古諸島の中心となる宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540メートルの伊良部大橋は、2015年に開通。

伊良部大橋ができたことで、伊良部島はとても便利になったことでしょう。

伊良部島に隣接した下地島には下地空港があり、スカイマークや国際線が就航しているので、宮古諸島の観光がますます発展しそうです。

そんな伊良部大橋から見る夕日がきれいと聞いたので、レンタサイクルで向かう予定でしたが、宮古島へ向かう飛行機が遅れたため、レンタサイクルの営業時間までに借りることができず、とりあえずタクシーに乗りました。

運転手さんに聞いてみると、

「この時期（2025年6月末）だと、伊良部島に沈む夕日が見られるんだけど、今から向かうと夕日というか、オレンジのギラギラ太陽？夕日を見るならあと1時間かなぁ～？」

とのこと。

1時間ということは、全長3,540メートルの伊良部大橋の一番高い場所で夕日を見るために、歩いて渡ればちょうど良くない？ということになり、いらぶ大橋 海の駅でタクシーを下りて、歩いて伊良部大橋を渡ることにしました。

ちなみにですが、宮古島から橋でつながる島は、伊良部大橋以外にもありまして、池間島と宮古島をつなぐ池間大橋、来間島と宮古島をつなぐ来間大橋があります。池間大橋や来間大橋から見える海もそれぞれ美しくて、橋の上で車を停車させたくなりますが、いずれの橋も橋の上での駐停車は禁止されており、伊良部島も例外ではありません。

ですので伊良部大橋から絶景を見たいのなら、歩いて渡るか自転車で渡るしかないのです。

陽が沈み始めているので、海の色はキラキラエメラルドグリーンではありませんが、白砂と紺碧の色がきれいです。

橋の壁には伊良部大橋の工事の様子を伝える写真や子供たちのイラストが飾られているのですが、伊良部大橋を歩いて渡る人は本当に限りがあると思うので、見られる機会が少なくてもったいないなぁと感じます。

伊良部島の上に太陽が移動してきました。

そろそろ橋のてっぺんに向かい移動をしなくては。

伊良部大橋は交通量が多いわけではないので、とても歩きやすいです。

歩くことを前提とされていないからか、歩道や自転車専用のスペースがあまり取られていないので少し心配でしたが、歩く分には大丈夫かなと思います。ただ、自転車は少し怖いかも。

途中、地元のおじさんが颯爽と自転車で走っていきました。

伊良部島に夕日が沈んでいきますが、雲が多めですね。

伊良部大橋の一番高いところまでもう少し距離があるのですが、夕日が雲に隠れて沈んでしまいそうで焦りました。

ゆっくり写真撮影しすぎました。

ここから大急ぎで橋の最高点へ歩を進めます。

この時間帯に宮古島から伊良部島へ向かう人は、毎日夕日の絶景が見られますね。

伊良部島在住で、宮古島へ車で通勤していて、19時くらいに帰宅できる人がうらやましいです。

同じような画像になりますが、伊良部大橋の最高地点です。

何とかオレンジ色に染まる伊良部島を見ることができました。

さて、ここからは宮古島へと向かいます。

半分来たので、あと半分！（約1.7キロ？）

最高地点から下っているのが分かりました。

橋のカーブがとてもきれい。

それにしても交通量が少ないｗｗ

たまにタクシーが通ったので乗りたいなぁと思いつつ、頑張って歩きました。

赤く染まる海を眺めながら、真っ暗になる前に伊良部大橋を渡ることができました。

伊良部大橋は、街灯が最低限しかなく、車が通らないと真っ暗なので、歩いて渡るなら明るいうちが安全です。

もし、橋を渡っている途中で日が落ちてしまったら、車からも人が歩いていることが分かるように、スマートフォンのライトを活用して、足元を照らすようにしてくださいね。

伊良部大橋

住所：沖縄県宮古島市

伊良部大橋を歩いて渡り切った後で向かったのが、宮古牛の焼肉 喜八でした。

着いて最初に頂いたオリオンビールが最高においしかった！！

そのビールに合わせた宮古牛がおいしかったのは言うまでもありません。

宮古島のパイナガマビーチは、宮古島の中心地から徒歩圏内。

街中なのに海の色がとてもきれいでした。

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