万博といえばやっぱり各パビリオンの見学ですよね。
ですが、国内、民間のパビリオンだけでもなかなかの数があります。さらに海外パビリオンやイベントも入れたら、何を見れば良いのかさっぱり分かりません!
また、パビリオンやイベントは事前に予約が必要なもの、先着順に楽しめるもの、自由に入館出来て制限がないものなど、ややこしいww
しかも、どのパビリオンに行くべきなのか、全然分かりません~。はっきり言って、見れたら何でも良いよね!!という感じ。投げやりとかではなくて、どのパビリオンもそれぞれこだわって用意されているだろうから、どこへ行ってもそれなりに楽しめるだろうと思い、とりあえず事前予約できる枠、6個選んで予約しましたが、当選したのはオランダパビリオン一つのみ!
やったー!!!
キッズアンバサダーのミッフィーがパビリオン内を案内してくれるオランダパビリオンに必ず入れるー!!

予約時間の11時半にオランダ館に到着。
キッズアンバサダーを務めるミッフィーは、日本でも大人気のキャラクターです。
写真撮影する人々の中に入れてもらって撮影です。

子どもの目線の高さに、ミッフィーの絵本のようなデザインでパビリオン内を説明してくれていました。
オランダは国土の1/4が海抜0メートル地帯といわれている国。昔から水と共に暮らせる方法を考えて共存してきたのですね。

オランダパビリオンでは光るオーブ「エネルギーオーブ」を受け取り、館内を進んでいきます。各所でこのオーブを使って進んでいきました。


参加者がみんな光るオーブを持っているので、とても幻想的でした。

館内を上に進んでいき、最後に360°のスクリーンシアターから映像が流れました。
水と戦ってきたオランダの歴史や技術、知識が紹介されていて、オランダと水との深い関わりを知ることができました。
音と光と映像でオランダの世界に没入できる仕掛けで、最後に持っていたオーブが光るのもとても素敵でした。
共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと『コモングラウンド』をテーマとしたオランダパビリオン。
大阪・関西万博全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とも深く関わるテーマですよね。
気候変動による食料危機や環境の変化などは、世界中で協力しないと解決できる問題ではなく、争っている場合ではないということ、地球規模の課題をここで生きているみんなで考えないといけないです。

展示をすべて見た後に、パビリオンのスタンプがありました。
オランダパビリオンの外観をかたどったデザインでしょうかね。

最後にオーブを戻してオランダパビリオンの体験は終了です。
出口の手前にオランダのグルメが楽しめるカフェとオランダのグッズが買えるショップがあります。
グルメはテイクアウト専用。オランダの定番、ストローワッフルやハーリングというニシンの塩漬けが味わえるメニューや、サステナブルメニューがあります。
私がオランダパビリオンに当選して喜んだことの一つは、必ずグッズショップに行けること!何故なら本場オランダのミッフィーの万博限定グッズが購入できるからです!
が、しかし!!
まさかの売り切れΣ( ̄ロ ̄lll)
え?そんな、嘘でしょうー!!
オランダパビリオンならではの光のオーブを持ったミッフィーぬいぐるみが欲しかったのにー!

オランダのミッフィー、しかも大きいサイズのみ在庫あり(汗)
いやいやいや、まじかー(涙)
しかし、何も購入しないままは辛すぎる。

ということで、オランダ直輸入、ミッフィーが描かれた陶器の小物入れを購入しました。
しかしお値段はあまりかわいくなくて、3,800円。オランダ直輸入、万博で入手アイテムなので、まぁ、良しとしましょう。

カフェメニューからは、コッペパンのようなパンにハーリングと呼ばれるニシンの塩漬けが挟まれたハーリングサンド(Herring on bun)650円をランチ代わりに頂きました。ニシンの塩漬けがとてもおいしかったです!臭みはなくて、やわらかくて食べやすいし、塩気がパンと合っていて、ビール欲しくなりました。

もう一つ、オランダといえばのストロープワッフルは温かかった。
温かいドリンクが入ったマグカップの上にのせて、間に挟まったキャラメルソースを温めて食べるストロープワッフルですが、マグカップの直径よりも圧倒的に大きいサイズで嬉しくなりました。この甘さで疲れが取れます~。
実はミッフィー型のストロープワッフルが食べたかったのですが、こちらも売り切れでした(涙)
うぅ、関西圏にいれば再訪できるのに、通期パス持って通えるという訳ではないので辛すぎます。
さて、予約ができたパビリオンはオランダのみなので、あとは時間を気にせず会場内を移動できます。
近くにコモンズDがあったので、行ってみました。
コモンズは建物内にいくつかの国と地域のブースが入っている展示会のような場所です。「合同パビリオン」とも言われているみたいですね。
あまり馴染みのない国もあり、複数の国の展示ブースがあることから、なかなかそれぞれの国の展示物が頭に入ってこないのが申し訳ないのですが・・・。
ということはつまり、コモンズを訪れると、スタンプが一気に集まるということになりまして・・・。

スタンプ帳がどんどんスタンプだらけになっていきます。(このページはコモンズDのものではありません)
国ごとに特徴があり、デザインが面白かったりかわいかったり、かっこ良かったりするので、スタンプを集めるのがとても楽しくて、スタンプ集めが過熱していきました。

突然現れる岩塩。
こちらはパキスタンブースでした。スペースいっぱいに岩塩が飾られていて、フォトスペースも用意されていました。

コモンズDの見学を終えて、次のパビリオンへ移動です。

道中見かけたミャクミャクのマンホール。かわいい!

中国のパビリオンも面白そうだなぁと思っていて、自由入場だから空いていたら入りたかったのですが、行列だったので諦めました。
さて、歩きっぱなしなので、そろそろ休憩を・・・。とちょうど通りかかった団体休憩所が解放されていたので、座って休むことにしました。

すぐ近くのオーストリアパビリオンでテイクアウト販売をしていたようで、相棒ちゃんがオーストリアビールとパンケーキを買ってきてくれました。

レーズン入りのちぎった甘いパンケーキは、ジャムと一緒に頂きます。
おいしい~!
思いがけずオーストリアのグルメを楽しめて良かった。

休憩の後は、アラブ首長国連邦(UAE)のパビリオンへ行きました。
並んでいなくてすぐに入れました。

UAEのパビリオン内は高く天井まで伸びるナツメヤシの柱がたくさん並んでいて圧巻でした。
展示スペースで印象的だったのは、砂漠の国らしく、「地域によって砂漠の砂の色が違う」と砂が展示されていたところ。
ほんとうに全然砂の色が違うのが面白いなぁと感じました。
パビリオン奥のスペースでは、一般の方が参加しているワークショップが開催されていました。
見学できたので見てみましたが、何やっていたのかなー。邪魔したら悪いなと思ってさらっと見て出てきてしまいました。

カフェやグッズ販売スペースもありました。
太陽の塔とのコラボ切手?!の展示がかわいくて思わず撮影してしまいました。
パビリオン内自体がそんなに混雑していないので、ゆっくり見学ができるし、カフェや販売スペースもゆっくりできそうでした。

UAEのパビリオン外にこんなお豆?のようなものが敷かれたスペースがありました。
(あれ?まさかUAEでスタンプ押し忘れている・・・?

)

アイルランドパビリオンは自由入場。今回、何度か通りがかったのですが、行列が出来ていたので結局入れず。
たくさんの竹が飾られた外観がとても印象的です。
階段を上って2階から入場します。が、オススメなのは、ここで2階から入場せずにさらに上へと進むと屋上のガーデンに行けるそうです。
私は帰ってきてから知りました・・・。残念すぎます。
屋上のガーデンにも色々展示があり、植物も並んでいて、とても過ごしやすそう。眺めも良さそうなので、パビリオン内展示を楽しむ前に、屋上にも行ってみてください。
2階、入り口すぐの展示は、マレーシアの生活や食文化を紹介するスペースとなっていました。
マレーシアの生活の様子は、ミニチュアで紹介されているので、大人はもちろん子供にもわかりやすく楽しい紹介だなと感じました。

マレーシアの活気ある生活ぶりが伝わってくるミニチュア展示でした。


食文化については、マレーシアの地域ごとに食品サンプルを用いて紹介されていたので、とても分かりやすかったです。そしてどれもおいしそう!マレーシアグルメが食べたくなります。


パビリオン内に高くそびえたつ木は、「調和の木」と呼ばれる木で、日本とマレーシアの竹を使用して作られているそうです。
木の枝や葉を表現されているカラフルな竹は、とてもしなやかで美しいと思いました。やわらかい素材のように見えたので布なのかと思ったら竹なのか・・・。
最後にアニメーションでマレーシアの未来が描かれている映像を見てパビリオンの見学は終了です。
この後はグッズ販売スペースとマレーシアグルメが楽しめるカフェスペースがあります。

マレーシアのスタンプは、ツインタワー!
パビリオン入場早々、マレーシアグルメをサンプルで紹介しているのは良いですよね。
おそらく見学した多くの人がマレーシアグルメを購入しているのでしょう、店内の飲食スペースは満席、さらに商品を受け取る人たちが大勢いました。
私たちも注文しました。人が多いから時間がかかるかな?と思いましたが、大して待つことなくすぐに受け取れました。

マレーシア料理と言えば、やっぱりナシゴレンとミーゴレン!(各1,600円)
メインの他にサイドメニューも付いている充実ぶりです。

ナシゴレンはマレーシアの焼き飯です。
パラパラに仕上げられていて、おいしいです。

ミーゴレンは麺料理。
マレーシアの焼きそばです。こちらもクセがなくてとてもおいしい。

どちらもフライドチキン付きなのでボリュームありますが、おいしいし、味も濃くないからぺろりと食べられてしまいました。
一日でヨーロッパ料理もアジア料理も楽しめるの最高すぎるでしょ、万博。
マレーシアパビリオンの次は、となりのコモンズAへ移動しました。

かわいい置物たち。

この展示、2~3か国で見ました。
ある地域の文化なのでしょうかねー?

紅茶で有名なスリランカでは、セイロンティーの品種ごとの香りの違いを楽しむ展示がされていました。

紅茶の品種、ダージリンやアッサムがよく知られていますが、どちらもインドが産地です。
実は私が好きな茶葉は、スリランカが産地のもので、ダージリンと同じく高地で生産されているヌワラエリヤや、渋味が少ない中低地で作られるディンブラです。
なのでこの展示はとてもテンションが上がりました。「ふむふむなるほど、良い香りですね!」なんて、通っぽいことを言いながら香りを堪能しました。

モーリシャスと言えばタコ!
スーパーで買うタコは、モーリシャス産です。

金食器が素敵~。アラビアンナイト?!
コモンズAの見学を終えて、外に出てみると、空飛ぶタクシー、ドローンの展示スペースがありました。
今回、事前の抽選で空飛ぶタクシー、ドローンの見学を申し込みしましたが外れました。おそらく落下トラブルがあったので、展示飛行を見送りしていたのでしょうけれど、そのドローンが展示されていたので、見るだけ見てみようと行ってみました。


おおぉ、これが未来のタクシーか。かっこいい!
ヘリコプターみたいな姿ですが、どんなふうに飛ぶのか、ドローン特有の音はするのかな?とか、揺れはどうなのかな?とか興味があります。

ミャクミャクが待機しているのがかわいい。

ヨルダンのパビリオン。
実は入りたかったのですが、90分待ちだったので諦めました。
X(旧ツイッター)で、砂漠の砂を体験できるエリアがあると紹介されていたのを見て、砂の上を歩きたいと思っていたのですが、残念すぎる。
悔しいのでグッズとカフェスペースだけ利用しました。あぁぁ、砂を楽しんでいる人たちが見える。うらやましい。

ヨルダンミントティー(750円)を注文したら、デーツが2つセットになっていました。
デーツは初めて食べるので、おそるおそる食べてみたところ、ナニコレ超おいしい!!
焼き芋のようなねっとりした食感で、甘くておいしい。食べたことないけれど干し柿っぽいのでしょうかね?
ミントティーも爽やかな香りで、デーツの甘味とのマリアージュが良かったです。
日が暮れて、人が少なくなってきたので、パビリオン周りやすいかな?と思いましたが、人気のパビリオンは相変わらず行列ですね。
このあと、向かいにあったペルーパビリオンに入ったのですが、なんと撮影していなくて画像がありません。
ペルーを紹介する映像が流れるのですが、マチュピチュを始めとした遺跡や生物を紹介した後に、現代のペルーの映像が流れましたが、えぇぇ、こんな大都市なの?!と驚かされました。
ペルーはマチュピチュやナスカの地上絵の印象が強いので、シティのイメージがないのですよ・・・。
映像を見たら、行ってみたくなりました。遠いけど、行きたい。

ほんとうは行きたかったミャクミャクハウスも、結局行けませんでした(涙)
記念のスタンプだけ頂きました。スタンプも少し並びました。ミャクミャク様大人気すぎます!

5月はこいのぼりデザインです。

ベトナムパビリオンはすぐに入れたので行ってみました。


ランタンが素敵~!
ホイアンのランタン祭に行ってみたい!

ホーチミンへ旅行した時に見た、水上人形劇のステージがありました。
日本の国旗も飾ってくれて嬉しい。
この水上人形劇、1日に数回ですが、実際に上映されているそうですね。タイミングよく見られたらラッキーです。
実際に行ったことのある国のパビリオンを見たの、ベトナムが初めてだったのかも・・・。
改めて世界は広いと感じました。
ところでベトナムパビリオンの中にもグルメが楽しめるスペースがあり、ベトナム料理と言えばのフォーやバインミーが楽しめるのですが、マレーシアグルメを楽しんだ後だったので、食べられず・・・。
後悔が残ります。
いよいよこの日の万博営業時間が終わります。
最後にどうしても見ておきたかった場所へ。

コモンズC内にあるウクライナのブース。
大変な時だというのに、万博の対応してくれてありがとうございます。
多くの人が訪れているように感じました。
コモンズCを見ていたら、閉園時間前なので~と係員さんに外へ出るように促されました。
さて、東ゲートに戻りましょう。

ライトアップされたパビリオンも素敵ですね。
アゼルバイジャン、自由入場のパビリオンです。

大屋根リングを通り、ゲートへ向かいます。
最後におみやげを~と思いながらショップを眺めましたが、人が多くてもうこれは無理だろうと諦めました。
入場した時に立ち寄っておいて良かったです。
時間がなくて見たいと思っていたパビリオンはほとんど見られませんでしたが、会場内のお客さんのワクワクや、スタッフさん、ボランティアさんが楽しそうにしているのを見て、やっぱり訪れないとこの雰囲気は楽しめないなぁと感じました。
全て回るには、あと何回訪れたら良いのだろう・・・。
関西圏住みなら通えそうだけどなぁ~。

ドイツパビリオンは先着のみ。
素敵なデザインですね。

タイパビリオンは予約と先着なので、無理でした。

スペインパビリオンは先着。
どんな内容なんでしょうね。外のステージが気になります。

サウジアラビアパビリオンは、自由入場でしたが、大行列でした。
Xで広告が上がってきていたのでとても気になっていましたが・・・。

話題のインドパビリオンも行きたかったなぁww

ベルギーパビリオンは先着。
ベルギービールやグルメが気になっていました。スタイリッシュな外観ですね。

セルビアパビリオンはボタニカルな外観がとても素敵でした。
事前予約できて、自由入場です。


イタリアパビリオンは今回、とても大人気のパビリオンの一つですよね。
予約と先着・・・。これはもう狙っていくしかありませんね。

シンガポールパビリオンは自由入場。
シンガポール政府観光局公式キャラクターであるマーリーのグリーティングに出会えて、撮影させてもらえました。
以上、体験できたパビリオンが少ないので参考になる情報は少ないのですが、記録として残します。
大阪・関西万博行ってきましたのサマリー版です。
詳細は順次更新していきます!