
2026年の首里城正殿の復元を目指して、「見せる復元」で復元、復興を進める首里城。
前回訪れた2024年3月から早くも一年が経過しました。
2024年3月の記録はこちらからご覧ください。
今回、ご縁があり、首里城見学ツアーに参加することができました。
1時間で守礼の門から復元中の首里城正殿を見学し、首里城が世界遺産として登録されている地下にある遺構について画像で解説していただくという内容でした。
守礼門(しゅれいもん)をくぐってすぐ見られる世界文化遺産「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の1つ、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です。ここは国王が外出する時に安全祈願をした場所で、今でも信仰の対象となっている場所です。中央に扉がありますが、この扉は開くことはないそうです。園比屋武御嶽石門の奥は当時は木々が高く茂り、聖域となっていたので、この門で区切られていたようです。

石門の右側はこの石門が作られた当時のままっていうことを今回のガイドさんの説明で初めて知りました。

歓会門(かんかいもん)は、首里城の城郭に入る入り口です。「歓会」には「歓迎」の意味があります。
歓会門の右手に続く城壁の石積みは、下の方2段は城壁が作られた当時のもので、その上は復元されたものと教えて頂きました。

色が違うので見たらすぐに分かりますね。

歓会門をくぐって右手の城壁の上に、ソテツが植えられているのは、当時の首里城について書かれた書物に記載されていた通りに再現されているのだそうです。

瑞泉門(ずいせんもん)へ向かう階段の途中にある龍の頭から水が湧き出す場所。
水は枯れることなく湧き続けているそうです。
首里城は戦争でアメリカ軍によって破壊されてしまいましたが、当時この龍の頭が近くに転がっていたのを修復して設置したそうです。

漏刻門(ろうこくもん)は、中国語で水時計の意味。首里城でも水時計で時間を管理していたようなのですが、けっこう時間がずれてしまっていたらしいです。

そこで広福門(こうふくもん)の前に復元されている日時計も使いながら時間を知ることができたようです。


残された資料から、文字などを復元したそうなのですが、台座の素材については記録がなかったようで、この台座は丈夫さを優先して金属となっています。

広福門の色は、最近塗り直したそうです。
紫外線のきつい沖縄では10年ともたず劣化してしまうので、定期的な塗り直しが必要みたいです。


2019年10月31日の火災の時、その業火に耐えた大龍柱は、展示室で変わらず同じ場所で横になっていました。首里城正殿が復元されたら再びこの大龍柱が正殿を守るのかと思っていたのですが、この大龍柱が再び立つことはなく、今、与那国島から取り寄せた石で、大龍柱が作られているようです。

園比屋武御嶽石門と同じく聖域との境となる門で、こちらも開くことのない門です。
現在、復元に向けて工事が進められている首里城正殿です。
復元前にあった左右の建物は、それぞれ、琉球王国に薩摩の使者や中国からの冊封使(さっぽうし)が訪れた時に使われた施設ですが、いずれかの使者がここを訪れる時は、もう一つの国からの使者は入れないようにしていたそうです。二つの国の使者が首里城内でバッティングしないように調整されていたのですね。
中国と、日本の薩摩からの使者と、二つの大国に挟まれた琉球王国は、双方を立てながら政治を行っていたようです。

普段はよく見える首里の街なのですが、この日はお天気が悪かったので、霧がかかっているようになっていました。
首里城周辺は、景観を守るために赤瓦の建物がありますが、赤瓦の家に住めたのは特定の人たちで、一般の人が住めるようになったのは戦後、最近と教えて頂きました。
いよいよ復元中の首里城正殿へ向かいます。
建物の3階からの見学です。

おぉぉー!!
一年前に見た時は木の柱や骨組みしかなかったのに、瓦がのせられています!

しかも屋根の上には龍も乗っていましたよ!
これは素晴らしい。復元に向けて着実に進められていることが分かります。


瓦がのると、正殿の屋根部分だなということがよりはっきりと分かりました。


2階に下りてくると、首里城正殿の中央にあたるアーチの部分が見えました。
ここは大きな丸太の状態の木を左右それぞれ形にしていき、中央で接着させるそうなのですが、法隆寺の復元に携わった職人さんも入って作業が行われたそうです。

屋根の端まで美しく整えられています。

首里城正殿といえば、本州の建物ではなかなか見られない赤色の建物ですよね。
この赤は、細かい作業工程を経て、塗られていくことが分かりました。

右が平成の復元で使用された弁柄(赤の色)で、左が今回の復元で使用される弁柄です。
微妙に赤の色が異なり、令和の復元で使われる色の方が、落ち着いた色のように感じます。

1階部分は壁が赤に塗られ始めていました。ちょっと画面ではわかりにくいのですが・・・。

正面にある柱の素材は、長崎県から運ばれてきたそうです。
木材が不足しているようです。

復元したら、おそらくこの角度からは見られないだろう広福門
首里城の見学、初めてガイドさんに案内していただきましたが、知らないことや文字で書いてあっても頭に入ってこないことを、分かりやすく説明して下さったので、とても面白かったです。
ガイドさんによると、正殿の復元の様子は5月頃までは見られるけど、その後は閉じた場で作業が行われる予定のようです。
このあと沖縄へいらっしゃる予定の方は、復元の様子が見られる最後のチャンスになるかもしれないので、ぜひ首里城まで足を運んでみてください。

休憩は無料でできますが、ここで頂ける琉球菓子とさんぴん茶のセットがとてもおいしいので、お時間ある方は立ち寄ってみてくださいね。

緑が美しい京の内エリアは、工事中かな?立ち入り禁止でした。
首里城正殿は2026年秋に復元予定ですが、正殿以外の復元はまだまだ続き、全て復元されるにはあと10年くらいかかるかも知れないとのこと。
全てが復元されるのを楽しみにしたいと思います。
首里城公園
住所:沖縄県那覇市首里金城町1−2
ちょうど一年ほど前に見てきた時から比べて、正殿の復元が進んでいたことを感じました。こちらの記事も合わせてご覧ください。
↑2022年7月の記録です。この時はまだ見学エリアができていませんでした。
↑2021年10月の記録です。もっと頻繁に訪れないとですね・・・。
↑2020年10月の記録はこちらからどうぞ。
↑首里城の火災の8か月前。2019年2月に新しいエリアがオープンした首里城。
オープン早々見てきました。
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