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今しか見られない首里城復興への記録2025年4月

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2026年の首里城正殿の復元を目指して、「見せる復元」で復元、復興を進める首里城。
前回訪れた2024年3月から早くも一年が経過しました。


2024年3月の記録はこちらからご覧ください。

今回、ご縁があり、首里城見学ツアーに参加することができました。
1時間で守礼の門から復元中の首里城正殿を見学し、首里城が世界遺産として登録されている地下にある遺構について画像で解説していただくという内容でした。

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守礼門(しゅれいもん)をくぐってすぐ見られる世界文化遺産「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の1つ、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です。ここは国王が外出する時に安全祈願をした場所で、今でも信仰の対象となっている場所です。中央に扉がありますが、この扉は開くことはないそうです。園比屋武御嶽石門の奥は当時は木々が高く茂り、聖域となっていたので、この門で区切られていたようです。

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石門の右側はこの石門が作られた当時のままっていうことを今回のガイドさんの説明で初めて知りました。

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歓会門(かんかいもん)は、首里城の城郭に入る入り口です。「歓会」には「歓迎」の意味があります。

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歓会門の右手に続く城壁の石積みは、下の方2段は城壁が作られた当時のもので、その上は復元されたものと教えて頂きました。
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色が違うので見たらすぐに分かりますね。

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歓会門をくぐって右手の城壁の上に、ソテツが植えられているのは、当時の首里城について書かれた書物に記載されていた通りに再現されているのだそうです。

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瑞泉門(ずいせんもん)へ向かう階段の途中にある龍の頭から水が湧き出す場所。
水は枯れることなく湧き続けているそうです。
首里城は戦争でアメリカ軍によって破壊されてしまいましたが、当時この龍の頭が近くに転がっていたのを修復して設置したそうです。

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その湧き水のそばには石碑があるのですが、この石碑、中国から首里城へいらした歴代の使者がこの湧き水を飲んだ時においしくて感動した様子をこの碑に残したそうです。

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漏刻門(ろうこくもん)は、中国語で水時計の意味。首里城でも水時計で時間を管理していたようなのですが、けっこう時間がずれてしまっていたらしいです。

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そこで広福門(こうふくもん)の前に復元されている日時計も使いながら時間を知ることができたようです。

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残された資料から、文字などを復元したそうなのですが、台座の素材については記録がなかったようで、この台座は丈夫さを優先して金属となっています。

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広福門の色は、最近塗り直したそうです。
紫外線のきつい沖縄では10年ともたず劣化してしまうので、定期的な塗り直しが必要みたいです。

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2019年10月31日の火災の時、その業火に耐えた大龍柱は、展示室で変わらず同じ場所で横になっていました。首里城正殿が復元されたら再びこの大龍柱が正殿を守るのかと思っていたのですが、この大龍柱が再び立つことはなく、今、与那国島から取り寄せた石で、大龍柱が作られているようです。

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園比屋武御嶽石門と同じく聖域との境となる門で、こちらも開くことのない門です。

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現在、復元に向けて工事が進められている首里城正殿です。
復元前にあった左右の建物は、それぞれ、琉球王国に薩摩の使者や中国からの冊封使(さっぽうし)が訪れた時に使われた施設ですが、いずれかの使者がここを訪れる時は、もう一つの国からの使者は入れないようにしていたそうです。二つの国の使者が首里城内でバッティングしないように調整されていたのですね。
中国と、日本の薩摩からの使者と、二つの大国に挟まれた琉球王国は、双方を立てながら政治を行っていたようです。

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普段はよく見える首里の街なのですが、この日はお天気が悪かったので、霧がかかっているようになっていました。
首里城周辺は、景観を守るために赤瓦の建物がありますが、赤瓦の家に住めたのは特定の人たちで、一般の人が住めるようになったのは戦後、最近と教えて頂きました。

いよいよ復元中の首里城正殿へ向かいます。
建物の3階からの見学です。

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おぉぉー!!
一年前に見た時は木の柱や骨組みしかなかったのに、瓦がのせられています!

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しかも屋根の上には龍も乗っていましたよ!
これは素晴らしい。復元に向けて着実に進められていることが分かります。

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瓦がのると、正殿の屋根部分だなということがよりはっきりと分かりました。

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2階に下りてくると、首里城正殿の中央にあたるアーチの部分が見えました。
ここは大きな丸太の状態の木を左右それぞれ形にしていき、中央で接着させるそうなのですが、法隆寺の復元に携わった職人さんも入って作業が行われたそうです。

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屋根の端まで美しく整えられています。

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首里城正殿といえば、本州の建物ではなかなか見られない赤色の建物ですよね。
この赤は、細かい作業工程を経て、塗られていくことが分かりました。

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右が平成の復元で使用された弁柄(赤の色)で、左が今回の復元で使用される弁柄です。
微妙に赤の色が異なり、令和の復元で使われる色の方が、落ち着いた色のように感じます。

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1階部分は壁が赤に塗られ始めていました。ちょっと画面ではわかりにくいのですが・・・。

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正面にある柱の素材は、長崎県から運ばれてきたそうです。
木材が不足しているようです。

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復元したら、おそらくこの角度からは見られないだろう広福門

首里城の見学、初めてガイドさんに案内していただきましたが、知らないことや文字で書いてあっても頭に入ってこないことを、分かりやすく説明して下さったので、とても面白かったです。
ガイドさんによると、正殿の復元の様子は5月頃までは見られるけど、その後は閉じた場で作業が行われる予定のようです。
このあと沖縄へいらっしゃる予定の方は、復元の様子が見られる最後のチャンスになるかもしれないので、ぜひ首里城まで足を運んでみてください。

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休憩は無料でできますが、ここで頂ける琉球菓子とさんぴん茶のセットがとてもおいしいので、お時間ある方は立ち寄ってみてくださいね。

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緑が美しい京の内エリアは、工事中かな?立ち入り禁止でした。

首里城正殿は2026年秋に復元予定ですが、正殿以外の復元はまだまだ続き、全て復元されるにはあと10年くらいかかるかも知れないとのこと。
全てが復元されるのを楽しみにしたいと思います。







首里城公園
住所:沖縄県那覇市首里金城町1−2



ちょうど一年ほど前に見てきた時から比べて、正殿の復元が進んでいたことを感じました。こちらの記事も合わせてご覧ください。


↑2022年7月の記録です。この時はまだ見学エリアができていませんでした。


↑2021年10月の記録です。もっと頻繁に訪れないとですね・・・。


↑2020年10月の記録はこちらからどうぞ。


↑首里城の火災の8か月前。2019年2月に新しいエリアがオープンした首里城。
オープン早々見てきました。



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Commented by momotaro787 at 2025-04-20 21:49
こんにちは。
正殿の復元がもう時期見れなくなるとは
もう一度見たかったですが行けなくて残念です。。。
自分は2024年2月に首里城へ行きましたが復興の様子を見学して
完成までにはもう一度行きたいと思っておりました
正殿の屋根に瓦が乗ったのですね!
自分が見た時はまだ骨組みの状態、着々と復興が進行している様子を見て嬉しく思います。
首里城、行きたかったな~
でも…雨の日しか行けないからな~(晴れの日は空港、笑)
Commented by travelertsubotomo at 2025-04-21 20:51
桃太郎さん、久しぶりに首里城へ行って来まして、復元の様子を見ることができました。「見せる復元」なので、ずっと見られるのかなと思っておりましたが、だいぶ整ってきたので、これからは外の箱を外して、整えていくのでしょうね。
遠くからになるかも知れませんが、復元されていく様子が見られるのでは?と思っています。

正殿の屋根に瓦が乗りました!
これでずいぶん進んだなぁ~という印象を受けました。着実に復興する様子が進んでいることが見えて嬉しかったです。

桃太郎さんはお天気悪い時でないと首里城行けませんもんねww
私、天気の悪い首里城初めてでしたけど、自宅と比べて標高が高いからなのか、雲海の上にいる気分でした。東のアナザと呼ばれる眺望の良い場所へ行きましたが、霧がすごくて景色が全然見えませんでしたよww
Commented by mokonotabibito at 2025-04-24 18:26
これは、とても貴重な記録となりますね。
沖縄好きとしては、どこを見ても胸が揺すぶられます。

永井龍雲の唄に「万国津梁の詩」がありますが、綱渡り外交をしながら、世界の架け橋たらんとした沖縄の歴史が垣間見れます。
私は、ネーネーズのライブで、この唄を何度も聞きました。

今回の記事を拝見しながら、万国津梁の詩のメロディーが浮かんできました。
Commented by travelertsubotomo at 2025-04-25 22:18
模糊さん、見せる復興をしている首里城正殿は、訪れる度に違う姿を見せてくれて、着実に前へ進んでいることが感じられます。もう少し頻繁に訪れたいのですが、なかなか・・・。
予定が合えば5月中にもう一度訪れたいなと思います。

中国と日本、大きな国に挟まれた琉球は、双方を立てながら外交を行っていたのだなぁと改めて感じました。
万国津梁の詩、私は知らなかったので、YouTubeで調べてみました。
すてきな歌詞ですね。仰る通り世界の架け橋となろうとした沖縄を感じられました。
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by travelertsubotomo | 2025-04-20 18:52 | ┗那覇 | Trackback | Comments(4)

月イチでどこかへ旅行したいと思っている沖縄在住のOLブログ。ぬい撮りトラベラー。(ミッフィー)脳の劣化に伴い、楽しかった旅の思い出が風化されてしまうので、備忘録を兼ねて更新。国内旅行業務取扱管理者。台湾公認インスタグラマー。ジュニア・ティーアドバイザー(ChaTea紅茶教室)。トラベルjp ナビゲーター。


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