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那覇 お香専門店「たきもの屋 薫る風」沖縄素材のお香をお土産に

半年ぶりに取材記事を作成しました。
那覇市にあるお香専門店「たきもの屋 薫る風」です。
たきもの屋 薫る風では、沖縄の天然素材を使用したオリジナルのお香や香袋、県外から取り寄せた線香などを販売しています。


トラベルjpの取材記事はこちらからどうぞ。
取材のご対応いただいた店主の西田さんから面白いお話をたくさん伺ったので、記事にできなかったこともこちらのブログで紹介します。

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たきもの屋 薫る風に伺ったきっかけは、先月誕生日を迎えた妹からの誕生日プレゼントのリクエストでした。
お香がマイブーム中の妹より、「沖縄素材を使ったお香があるらしいから、それが欲しい」と連絡がありました。
沖縄素材のお香って、それは興味があります。
さっそくお店を調べてみると、たきもの屋 薫る風があるのは、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の県庁前駅から歩いて3分くらいの場所。琉球リースビルという大きなオフィスビルの裏側にあるビルにお店があるらしい。
こんなオフィス街に??全然気がつきませんでした。

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飲食店が入るビルの3階にありました。
緑色のかわいらしいドアと「たきもの屋 薫る風」の看板。
お店は3階にありますが、階段を上りながらも「ほんとにここにお香の専門店がああるのかなぁ~」と思いました。
佇まいが隠れ家のようで、ドキドキ。
扉を開けるとお香やハーブなどなどやさしい良い香りと店主の西田さんが出迎えてくれました。

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商品が並ぶ棚には、沖縄素材を使用して作られたお香や香袋、県外から取り寄せたお線香などが並んでいました。
その中でも特に目を惹いたのが紅型デザインのパッケージに、那覇市の地名が書かれたお香3種類。
沖縄の新しいお土産を検討する中で、沖縄旅行の思い出を香りで持ち帰ることを思いつき、商品化されました。

「首里」は沖縄の月桃が使われているお香です。
「壺屋」は、那覇にある壺屋やちむん通りをイメージして作られたお香。やちむんとは沖縄の伝統工芸の一つ、焼き物のことですが、沖縄のウコンが使われたこの壺屋は、見事に土で焼かれた陶器を感じさせる香りに仕上がっていて驚きました。

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那覇市にある波の上ビーチ、沖縄の海をイメージしたお香、「波之上」は沖縄のカラキとラベンダーをブレンドしたお香です。
カラキはニッケイで、シナモンの仲間です。
沖縄本島北部、大宜味村にあるクガニキッチンさんのカラキを使用しているとのこと。
シナモンの仲間の香りで海をイメージ?と思いましたが、香りを試すと本当に海の香り!
ラベンダーも使用しているので、とても癒される香りです。
様々な植物を組み合わせてテーマに合った香りを表現される西田さん、すごすぎます。

こちらのお香3種は、お香立てがセットされているので、初めてお香を使うというビギナーでもすぐに使えるのが嬉しいです。

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「まねきね香」と「クメノサクラ」は、お財布や名刺ケースに入れておくと、お札や名刺を取り出した時にほのかに香りがするという素敵アイテム。
まねきね香の方は、外国人のお客様に人気の商品。
クメノサクラは、香りを試すと桜餅そのものの香りがしておいしそうでしたww

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まぼろしの桜と言われているクメノサクラ。
沖縄本島北部、本部町の伊豆味地区で見られる桜で、もとは久米島にあった桜です。
沖縄の桜は濃いピンク色の花を咲かせるカンヒザクラが主流で、ソメイヨシノのように花が散る時に花びらが1枚1枚散るのではなく、花ごとぽとりと散るカンヒザクラ。
久米島にあったクメノサクラは、花びらの色が淡く、ソメイヨシノのように散るので、久米島から本部町伊豆味へ持ち帰ったそう。ですが、当時は衣食住にも困るくらい生活が厳しかったため、クメノサクラにまで手をかけられず、消滅寸前となってしまったそう。
その後、カンヒザクラにクメノサクラを接ぎ木して、少しずつ増やすことができたそうです。

伊豆味のクメノサクラ、一度見に行ってみたいなぁ。

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店内には、県外から集めたお線香も並んでいます。
お寺の住職や、沖縄のユタ(説明が難しいのですが、霊媒師、シャーマンに近い存在)がお客さんとしていらっしゃるそうです。
20代~30代の男性や、海外のお客さんも訪れているようです。
男性は、お仕事で疲れていたり、悩んでいる方が多く、お香で気分転換をしているようです。
西田さんがお話を伺いながら、香りを選んでお勧めすることも多いとか。

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たきもの屋 薫る風で私が気になっているのが、オリジナルのお香袋が作れる体験です。
西田さんとお話をしながら、自分の好みの素材でお香袋が作れる体験は、およそ45分でできるみたいです。
今度このお香袋を作りに再度お伺いしたいなと思っています。

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妹へは「首里」と「波之上」を送りました。
沖縄の思い出を香りとして持ち帰るというコンセプトが素敵な、西田さんのお香。
今度、沖縄を訪れる時に、おみやげにするのはいかがでしょうか。




住所:沖縄県那覇市久茂地1丁目8−7


沖縄旅行のおみやげ。
他にも色々ありますよ。


シーサーの形がかわいい「シーサークッキー」



沖縄の海を思い出として持ち帰る。「スプラッシュオキナワ」


トラベルjpの記事はこちらから。



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Commented by momotaro787 at 2024-09-10 19:22
沖縄の想い出を香りとして持ち帰る
なんと素晴らしい言葉でしょう!
沖縄土産=ちんすこうとか紅芋タルトとかがふつうになっちゃいますが
香りとして持ち帰るも発想は無かったですし
帰って部屋で香りを楽しみながら沖縄の事を思い出したり次に行く事を色々考えたり、
自分、断然香りを持って帰った方がいいです!
我が家の某ホテルと目と鼻の先、今度お店へ行ってみようかな~
Commented by travelertsubotomo at 2024-09-12 21:16
桃太郎さん、沖縄の思い出を香りとして持ち帰る、素敵ですよね!
そうなんですよ、香りとして持ち帰るっていう発想がなかったので、良いなって思いました。
香りって、印象強く残りますから、その時の香りを自宅でも楽しめるのはいいなーって感激しました。
ぜひぜひ、某ホテルから近いですし、立ち寄ってみてください。
店主さん、めちゃめちゃ話やすいので、色々アドバイス頂けると思いますよ~。
Commented by mokonotabibito at 2024-09-14 18:03
沖縄お香の専門店ですか・・・これは珍しいなあ。
私の近所には線香の店があるのですが、お香というのはもっと優雅ですね。
香道というかアロマテラピーというのもありますよね。
ユタが買いに来るとのことで精神集中にも効用がありそう・・・

まあ芳香療法的とまで行かなくても、これは気楽に沖縄土産として楽しめるので、いいかも知れません。
波之上や壺屋という名前も面白いなあ・・・「たきもの屋 薫る風」という店名も粋!
Commented by travelertsubotomo at 2024-09-15 14:36
模糊さん、お香の専門店はめずらしいですよね。
沖縄では今はこのお店のみのようです。
アロマテラピーやエッセンシャルオイルを扱う店舗は、陽のイメージで女性が通うイメージですが、お香は陰に近いのか、アロマほどの華やかでキラキラしたものがないから、男性でも通いやすいみたいで、男性が多いんですよねぇ~と仰ってました。

沖縄の地名が付いた沖縄素材のお香、お土産にぴったりだなと思いました。
定番じゃないから香りとともに印象に残るギフトになりそうです。
店名、素敵ですよね。
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by travelertsubotomo | 2024-09-10 17:53 | ┗那覇 | Trackback | Comments(4)

月イチでどこかへ旅行したいと思っている沖縄在住のOLブログ。ぬい撮りトラベラー。(ミッフィー)脳の劣化に伴い、楽しかった旅の思い出が風化されてしまうので、備忘録を兼ねて更新。国内旅行業務取扱管理者。台湾公認インスタグラマー。ジュニア・ティーアドバイザー(ChaTea紅茶教室)。トラベルjp ナビゲーター。


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