下関市と北九州市の関門地域は、「
関門ノスタルジック海峡-時の停車場、近代化の記憶-」として日本遺産に認定されています。
唐戸エリアには、関門ノスタルジック海峡に構成される文化財があります。以前紹介した
門司港レトロ散策でも紹介したスポットの一部は、関門ノスタルジック海峡の構成文化財となっています。
時間の都合で、すべての文化財を見ることはできなかったのですが、門司港と同じくレトロな建物が素敵だったので、紹介します。
明治34年(1901)9月、成長著しい西日本における外交・経済・交通の拠点である下関に英国領事館が設置されました。その5年後の明治39年(1906)、領事業務の拡大に伴い、新たに領事館を建設。現存する最古の領事館建築物なのだそうです。
国際都市下関を象徴する建造物で、赤煉瓦に包まれた建物は、昭和16年(1941)まで使用されていました。
英国領事館だったということで、敷地内のあちらこちらにはイギリス生まれのピーターラビットのキャラクターが飾られていました。
2階の暖炉の前にはピーターラビットのぬいぐるみが置かれていて、一緒に写真撮影ができます。
英国領事館として使われていた際、実際に使用されていたデスク。
座って記念撮影をすることができます。
デスクには、エンボッサーと呼ばれる型押しスタンプがあり、記念に押すことができます。
私は持っているスタンプ帳に押したのですが、用紙が白いので、せっかくのスタンプがちょっと見づらくて惜しい!なので、用紙に色がついたものに押すときれいに見えるのではないかなと思います。
住所:山口県下関市唐戸町4−11 2階
明治38(1905)年に秋田商会は設立されました。
日清・日露戦争時に大きく飛躍を遂げた総合商社で、国内や中国の満州、朝鮮、台湾など25カ所に支店・出張所を開設し、建築用の木材や食料などを運搬して莫大な資産を築いたそうです。
外観は洋風の建築ですが、建物の2・3階の住居には書院造が取り入れられていて、和洋折衷のユニークな造りが特徴。さらに屋上には、樹木を植えて屋上庭園や茶室のような座敷を造っていたようです。今でも屋上から木々が見えますね。
住所:山口県下関市南部町23−11 下関観光情報センター
とても素敵な郵便局ですね。平成13(2001)年に国の登録有形文化財建造物に登録されています。訪れた時には気がつかなかったのですが、建物1階の西側にカフェがあるそうですよ。
住所:山口県下関市南部町22−8
旧宮崎商館は、1907年に石炭商の事務所として建てられました。
戦後、生命保険会社や化粧品会社の事務所として利用されていましたが、昭和40年代から近年まで美容室として使用されていたそうです。
2008年に改修工事が行われ、現在は1階がクリニックとなっていました。
住所:山口県下関市田中町4−10
唐戸は門司港と同じく、レトロな建物を見て回る散策が楽しいエリアだなと思いました。
今回訪れたスポットは、ほんの一部なので、1時間程度で回れました。暑かったのでちょうど良かったかも。
門司港レトロ散策も楽しい。唐戸とセットで回るとより楽しめますね。
下関といえばふぐ!
唐戸市場周辺でふぐを探しました。
唐戸、門司港散策で利用したみもすそ川別館は、食事がおいしいし、お部屋も広くてゆっくりできました。
また泊まりたい旅館です。
↑クリックありがとうございます♪
ブログ更新は遅いのですが、インスタはほぼ毎日更新しています。
フォロー&いいね!よろしくお願いします♪
このブログでぬい撮り写真をアップすると言ったものの、アップしていないので、別で作りましたが、いつまで続くのやらww
X(旧Twitter)では、ブログよりも色々つぶやいています。→
☆